現状を把握することからはじめよう
時間管理が難しいことを理解したましたら、さっそく具体的な時間管理術を取り組みたいところでしょうが、その前にまずは自分がどのように時間を使っているかを把握することから始める必要があります。
問題を解決するためには、“なりたい自分”と“現在の自分”の差を把握することにより、問題点が見えてきます。まず現状を認識して、問題点を発見することは、問題解決のためには重要なのです。
そして、この問題点を把握したなら、さっそく巷で流布されているさまざま時間管理術のノウハウの数々を実行に移したいと思うでしょうが、まだその前にやることがあります。
なぜなら、多くの方はここで自分の今までの生活を変えずに、無理をして新たな生活習慣を入れようとします。その結果は無理が生じ挫折する人が多くなってしまうのです。
無駄なことを削る
多くの方が挫折してしまうことが多い、新しい習慣ですが、挫折してしまっては何も意味がありません。それこそ無駄な時間を費やしてしまうことになります。
挫折することをできるだけ回避するためには、まず現在の自分の時間を洗い出し、無駄なことを削ることが必要です。そして時間を確保した上で、新たな習慣を取り入れるべきでしょう。
1日の中で、仕事や家事など生きるためには、どうしても必要な時間があるでしょうが、無駄な時間もけっこう費やしているはずです。例えば、テレビなどはその代表例でしょう。
無駄なことを削ることはとても大事です。例えば1日1時間の無駄なことを削るとすると、1ヶ月で30時間もの時間を手にいえることができるのです。このように考えれば、ずいぶんと時間はあるのだなと感じませんか?
Copyright (C) 2007 時間管理術をマスターしたい All Rights Reserved.
※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。